日本福祉大学 (私立)

2005年データ
確認書あり(日本福祉大学として)
本部所在地 〒470-3295 愛知県知多郡美浜町奥田字会下前35-6
TEL:( 0569)- 87- 2211
FAX:( 0569)- 87- 1690
URL:http://www.n-fukushi.ac.jp/
問い合わせ先 入試課
TEL:( 0569)- 87- 2257
FAX:(0569)- 87-2350


 ☆2004年度入試を受験した学生 あり 全盲2人 弱視7人 全ろう7人 難聴11人 四肢障害(電動車いす使用)16人 下肢障害(手動車いす使用)4人 下肢障害(杖、クラッチなど)6人 上肢障害1人 知的障害2人 その他の障害2人  ・受験のべ人数 58人 
 ☆過去に受験した学生 あり  全盲16人 弱視20人 全ろう31人 難聴64人 四肢障害(電動車いす使用)41人 下肢障害(手動車いす使用)(人数不明) 下肢障害(杖、クラッチなど)8人 上肢障害9人 内部障害3人 知的障害3人 重複障害4人 その他の障害8人 ※2001年度から2004年度 
 ☆入学した学生 あり  全盲4人 弱視8人 全ろう(人数不明) 難聴50人 四肢障害(電動車いす使用)12人 下肢障害(手動車いす使用)8人 下肢障害(杖、クラッチなど)12人 上肢障害14人 内部障害4人 重複障害3人 その他の障害(人数不明) ※2001年度から2004年度 
 ☆卒業した学生 あり  弱視5人 難聴21人 四肢障害(電動車いす使用)9人 下肢障害(手動車いす使用)7人 下肢障害(杖、クラッチなど)3人 上肢障害19人 内部障害15人 ※2001年度から2003年度 
 ☆現在在籍する学生 あり  全盲5人 弱視10人 全ろう2人 難聴45人 四肢障害(電動車いす使用)10人 下肢障害(手動車いす使用)7人 下肢障害(杖、クラッチなど)5人 上肢障害4人 内部障害6人 重複障害21人 その他の障害(人数不明)  ・在籍総数 115人 ※うち要支援学生は65名 
 ☆入試問い合わせ あり ・内容 受験の可否 受験時の配慮や条件 入学後の配慮 施設や設備 カリキュラムの状況 通学関連 就職や進路状況 学生寮や下宿 
 ☆受験を受け入れた理由 本学の50年の歴史の中で障害の種別・程度により受験をお断りした前例はありません。 
 ☆聴講 可 ・在籍する聴講生 なし 

入試情報
キャンパス案内


----- Entrance Exam 入試情報 -----

◎視覚障害

 ☆受験 可 ☆受験時の条件 あり ・内容 事前相談 身体障害者手帳のコピーを提出 
 ☆入学試験での配慮 あり ・実施体制 「大学入試センター試験における受験特別措置」に準じる 大学独自の基準に準じる  ☆詳細 ・試験時間  1.3倍  1.5倍  1.5倍以上 ・試験室 障害学生向けの別室を用意 ・出題方法 点字 拡大文字 対面朗読 問題を吹き込んだ録音テープの使用 ・解答方法 点字による解答 拡大文字解答用紙への解答 マークシートに替えて文字による解答 パソコンを使用しての解答 口述による解答 代筆による解答 ・利用可能な事項 点字器や点字タイプライターの使用 拡大鏡の使用 視覚障害者用パソコンの使用 録音機器の使用 照明器具の使用 レーズライターの使用 下書き用紙の使用 ・試験当日の補助 試験室入り口までの付き添いを認める 対面朗読者の同席を認める 代筆者の同席を認める ・その他の配慮 試験会場への乗用車の乗り入れを認める ☆点字試験 あり ・点訳者 外部団体(東海地区点訳事業団) ・墨訳者 外部団体(東海地区点訳事業団) 

◎聴覚障害

 ☆受験 可 ☆受験時の条件 あり ・内容 事前相談 身体障害者手帳のコピーを提出 
 ☆入学試験での配慮 あり ・実施体制 「大学入試センター試験における受験特別措置」に準じる 大学独自の基準に準じる  ☆詳細 ・試験時間 一般学生と同じ ・試験室 障害学生向けの別室を用意 ループアンテナのある部屋を用意 一般学生と同室 ・利用可能な事項 手話通訳の利用 手書き要約筆記の利用 注意事項などの文書による確認 補聴器の使用 FM補聴器の使用 ・ヒヤリング試験での配慮 ヒヤリング試験は実施していない ・面接試験での配慮 手話通訳者が同席する 手書き要約筆記者が同席する 筆談で面接を行う ・その他の配慮 座席位置を配慮する 

◎肢体障害

 ☆受験 可 ☆受験時の条件 あり ・内容 事前相談 診断書の提出 身体障害者手帳のコピーを提出 
 ☆入学試験での配慮 あり ・実施体制 「大学入試センター試験における受験特別措置」に準じる 大学独自の基準に準じる  ☆詳細 ・試験時間  1.3倍  1.5倍 一般学生と同じ ・試験室 障害学生向けの別室を用意 1階の部屋を用意 洋式トイレに近接した部屋を用意 一般学生と同室 ・出題方法 一般学生と同じ ※必要に応じて行います。 ・解答方法 文字やマークに替えてチェックによる解答 パソコンを使用しての解答 拡大文字解答用紙への解答 代筆による解答 一般学生と同じ ※必要に応じて行います。 ・利用可能な事項 障害にあわせて作られた机やイスの使用 パソコンの使用 ・試験当日の補助 試験室入り口までの付き添いを認める 試験室内では、全て試験監督者が行います。 ・その他の配慮 試験会場への乗用車の乗り入れを認める 

 ◎内部障害

 ☆受験 可  ☆入学試験での配慮 あり ・実施体制 「大学入試センター試験における受験特別措置」に準じる 大学として一定の配慮内容は決めていない ・内容 ※必要に応じて行います。 

 ◎知的障害 

 ☆受験 可  ☆入学試験での配慮 ※必要に応じて行います。 

 ◎学習障害 

 ☆受験 可  ☆入学試験での配慮 ※必要に応じて行います。 

◎その他の入試情報 

 ☆上記の入試配慮に付け加える事項 特になし ※個人状況を事前確認の上、必要な配慮を検討します。 
 ☆入学試験時の補助者 あり [詳細] ・対面朗読者 未定 ・代筆者 未定 ・付き添い者 未定 ・介助者 大学教職員 ・手話通訳者 未定 ・手書き要約筆記者 大学教職員 ・パソコン要約筆記者 大学教職員 
 ☆外国籍学生受験 可否未定 

◎受験生へのアピール 

本学の入学試験にはいろいろな種類のものがありますが、入学して他の学生たちとともに学ぶ意欲と学力を持っていることを調べることが基本です。したがって、障害などにより試験方法で不利にならないよう必要な配慮を実施してきました。事前相談を行ったために、試験結果の評価が変わるなど、受験で不利になることはありません。

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----- Campus Guide キャンパスガイド -----

◎設備や補助機器の状況 

 ☆設備面での配慮
  ・スロープ  教室棟 研究棟 事務棟 体育館 講堂 学生会館 食堂(ホール) 構内(建物外)
  ・車いす対応のエレベーター  教室棟 研究棟 事務棟 図書館 講堂 食堂(ホール)
  ・階段昇降機  講堂 
  ・手すり  教室棟 研究棟 事務棟 体育館 図書館 講堂 学生会館 食堂(ホール)
  ・車いす用トイレ  教室棟 研究棟 事務棟 体育館 図書館 講堂 学生会館 食堂(ホール) 構内(建物外)
  ・車いす用座席  教室棟 図書館 講堂 食堂(ホール)
  ・視覚障害者対応エレベーター  教室棟 研究棟 事務棟 図書館 講堂 食堂(ホール)
  ・点字ブロック  教室棟 研究棟 事務棟 図書館 構内(建物外)
  ・点字や拡大文字の表示を貼付  教室棟 研究棟 事務棟 図書館 食堂(ホール) 構内(建物外)
  ・点字や拡大文字の構内案内図  教室棟 構内(建物外)
  ・対面朗読室  教室棟 図書館
  ・ループアンテナ  教室棟 講堂
  ・FM補聴器  教室棟 講堂
  ・障害学生が利用できるFAX  事務棟 食堂(ホール) 構内(建物外)
  ・障害者用シャワー室  体育館
 ☆学内の車いす移動状況 ・美浜キャンパス ほとんどの建物を利用(移動)できる ・半田キャンパス ほとんどの建物を利用(移動)できる ・名古屋キャンパス 一部の建物を利用(移動)できる 
 ☆設備の改善計画 あり ・進行状況 不明 ・完成時期 未定 
 ☆補助機器 あり 点字ワープロや視覚障害者用のパソコン 点字プリンタ 点字器や点字タイプライター 立体コピー機 拡大コピー機 拡大読書器 文字読取装置 点字対応ATM(現金自動預払機) フラッシュライト 低位置公衆電話 音声拡大公衆電話 OHCシステム(聴覚障害学生用の情報保障システム)ノートテイカーの書いた文字をモニターに映し出す装置。 
 ☆補助機器の整備計画 あり ・進行状況 補助機器の種類が具体的に確定している ・完成時期 未定 ・計画詳細 OHCシステム2セット。点字用パソコンおよびプリンター1セット。ビデオなどに字幕を付けるタイトラー1セット。パソコン要約筆記システム1セットなど。

◎授業での配慮 

 ☆授業全体の配慮 あり ・方針 ガイドラインを作成し各教員に示す 障害学生が履修していることを担当教員に伝える 各教員が配慮していることを把握する 
 ☆一般講義での配慮 あり ・内容 講義に補助者をつける 録音機器の使用を認める 補助機器や教科書の置き場所を確保する 座席位置を配慮する 
 ☆語学授業での配慮 あり ・内容 特別クラスを編成する 
 ☆体育実技での配慮 あり ・内容 特別クラスを編成する ※必要に応じてクラス分けを行っています。 
 ☆実験での配慮 実験はない 
 ☆実習での配慮 あり ・内容 実習先に配慮を依頼する 
 ☆定期試験での配慮 あり ・決定方法 大学と本人が相談して個別に対応を決める 履修科目の教員と本人が相談して個別に対応を決める ・内容 時間延長(1.5倍)。点字。ワープロ使用。口述。文字拡大。その他対応(個々の状況による)。 
 ☆視覚障害学生への支援 あり ・内容 プリント類を用意する(点字や拡大文字など) 構内案内図を配る(点字や拡大文字など) 授業に補助者をつける 大学で音訳サービスを行う 大学で点訳サービスを行う 掲示板の内容などを確実に伝達できる体制をとる 
 ☆聴覚障害学生への支援 あり ・内容 授業にノートテイカーをつける 授業にパソコン要約筆記者をつける ビデオに字幕をつける 学内行事に通訳者をつける 手話のできる教職員がいる 
 ☆肢体障害学生への支援 あり ・内容 授業で上肢障害の学生にノートテイカーをつける 学内生活の介助者をつける 学外生活の介助者を大学から派遣する 机やイスを配慮する アクセスしやすい教室に変更する 
 ☆障害学生の支援にあたる人 ・点訳者 学内サークル ・資料の拡大をする人 大学教職員 ・音訳者 一般学生 ・視覚障害学生の授業補助者 学内サークル 一般学生 ・手話通訳者 学内サークル 一般学生 外部団体(愛知県聴覚障害者協会) ・パソコン要約筆記者 学内サークル 一般学生 ・聴覚障害学生のノートテイカー 学内サークル 一般学生 ・肢体障害学生の授業補助者 学内サークル 一般学生 ・介助者 学内サークル 一般学生 
 ☆障害学生支援のコーディネーター ・点訳関連 大学 障害学生本人 ・資料拡大関連 大学 障害学生本人 ・音訳関連 大学 障害学生本人 ・視覚障害学生の授業補助関連 大学 障害学生本人 ・手話通訳関連 大学 障害学生本人 ・パソコン要約筆記関連 学内サークル ・聴覚障害学生のノートテイク関連 大学 障害学生本人 ・肢体障害学生の授業補助関連 大学 障害学生本人 ・介助関連 大学 学内サークル 障害学生本人 
 ☆障害学生支援の講習会 あり ・種類 点訳 手話通訳 (聴覚障害学生の)ノートテイク パソコン要約筆記 介助 

◎障害学生の支援体制 

 ☆相談窓口 あり ・詳細 障害学生専門の相談窓口(障害学生支援センター) カウンセリングルームなど一般学生と同じ相談の専門機関 各部課(一般学生とは区別していない) 障害学生担当の教職員が配置された各部課(学生相談室) ・相談にあたる人 大学職員 大学教員 カウンセラー ・対応できる相談内容 授業 学生生活 健康管理 心理面に関すること 就職や進路 建物や設備の利用 学外の下宿生活など  ☆障害学生支援を統括する組織 あり ・名称 障害学生支援センター ・統括する部課 統括という考え方ではなく、各部課、組織間の調整を行い、学生対応します。 ・統括する組織の役割 入学後の障害学生支援全般を行う 障害学生支援に関して、問題解決を図る委員会を組織する 各部課の障害学生支援を取りまとめる 障害学生支援に関して、大学としてのガイドラインを作成する 障害学生から意見を聞く機会を設ける   ☆障害学生支援にかかる費用負担 あり [詳細] ・点訳関連 人件費 用紙代などの費用 試験(点訳)は、外部(業者)へ委託 ・資料拡大関連 用紙代などの費用 ・音訳関連 なし ・視覚障害学生の授業補助関連 ボランティア奨学金(申請に基づき)支給 ・手話通訳関連 交通費 人件費 ・パソコン要約筆記関連 なし ・聴覚障害学生のノートテイク関連 ボランティア奨励金の支給 ・肢体障害学生の授業補助関連 なし ・介助関連 なし   ☆障害学生への経済的支援 あり ・内容 学生本人の経済的負担を軽減するための補助を行う コピーやFAXなどの必要経費を負担する   ☆障害学生支援にかかる費用の予算化 あり ・内容 補助機器の購入費 人的サービス要員への費用 学生への経済的支援 ・予算形態 一般会計の中で予算を組んでいる ・予算詳細 2003年度予算実績1619万4千円 

◎通学や下宿関連 

 ☆スクールバス あり ・運行場所 美浜キャンパスと半田キャンパス間。JR半田と半田キャンパス間。美浜キャンパスと名鉄常滑間。美浜キャンパスとJR刈谷間。 ・障害学生への配慮 なし ☆自動車通学 可 ・駐車場 学生用駐車場に優先スペースがある 車いす使用者が利用できる広さの駐車スペースを設ける 職員用駐車場の利用を認める 構内への駐車を認める 
 ☆学生寮 あり ・障害学生の利用 可 ・利用できる障害種別 全盲 弱視 全ろう 難聴 四肢障害(電動車いす使用) 下肢障害(手動車いす使用) 下肢障害(杖、クラッチなど) 上肢障害 内部障害 ・現在利用している学生の障害種別 難聴 四肢障害(電動車いす使用)   ☆下宿紹介 ・一般学生への紹介 あり ・障害学生への紹介 あり ・紹介時の配慮 あり ・内容 部屋の改造が必要な場合、大家への相談
◎障害学生支援アピール 日本福祉大学は開学当初から障害者の受験制限や入学拒否をせず、ともに学ぶ大学づくりを進めてきました。1998年には障害学生支援センターを立ち上げました。今日では、全国の大学の中でも最も障害者の勉学問題に先進的に取り組んでいるところだと言われています。そして、2003年度の文部科学省「特色のある大学教育プログラム」の『学生とともに進める障害学生支援―障害学生とともに全学生が成長しあう教育システム』が選ばれました。

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制作・著作 全国障害学生支援センター
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