筑波大学 (国立)

2005年データ
確認書なし
本部所在地 〒305-8577 茨城県つくば市天王台1-1-1
TEL:( 029)- 853- 2111
URL:http://www.tsukuba.ac.jp/
問い合わせ先 学群・学生部入試課入試第一係
TEL:( 029)- 853- 6007
FAX:( 029)- 853- 6008


 ☆2004年度入試を受験した学生 あり 弱視1人 全ろう3人 難聴6人 四肢障害(電動車いす使用)1人 下肢障害(手動車いす使用)1人 下肢障害(杖、クラッチなど)1人 上肢障害1人 その他の障害2人  ・受験のべ人数 16人 
 ☆過去に受験した学生 あり  全盲(人数不明) 弱視(人数不明) 全ろう(人数不明) 難聴(人数不明) 四肢障害(電動車いす使用)(人数不明) 下肢障害(手動車いす使用)(人数不明) 下肢障害(杖、クラッチなど)(人数不明) 上肢障害(人数不明) 内部障害(人数不明) 
 ☆入学した学生 あり  全盲1人 弱視1人 全ろう2人 難聴9人 四肢障害(電動車いす使用)4人 下肢障害(手動車いす使用)5人 下肢障害(杖、クラッチなど)3人 内部障害3人 その他の障害2人 
 ☆卒業した学生 あり  全盲5人 弱視3人 全ろう12人 下肢障害(手動車いす使用)2人 下肢障害(杖、クラッチなど)5人 上肢障害2人 内部障害1人 重複障害3人 その他の障害3人 ※大学院含む 
 ☆現在在籍する学生 あり  全盲5人 弱視3人 全ろう8人 難聴4人 四肢障害(電動車いす使用)4人 下肢障害(手動車いす使用)4人 下肢障害(杖、クラッチなど)2人 上肢障害1人 内部障害1人 重複障害1人 その他の障害1人  ・在籍総数 34人 ※大学院含む 
 ☆入試問い合わせ あり ・内容 受験の可否 受験時の配慮や条件 入学後の配慮 施設や設備 学生生活に必要な補助 カリキュラムの状況 通学関連 学生寮や下宿 
 ☆聴講 可 ・在籍する聴講生 あり  全盲1人 弱視1人 

入試情報
キャンパス案内


----- Entrance Exam 入試情報 -----

◎視覚障害

 ☆受験 可 ☆受験時の条件 あり ・内容 事前相談 
 ☆入学試験での配慮 あり ・実施体制 「大学入試センター試験における受験特別措置」に準じる ☆点字試験 あり ・点訳者 未定 ・墨訳者 未定 

◎聴覚障害

 ☆受験 可 ☆受験時の条件 あり ・内容 事前相談 
 ☆入学試験での配慮 あり ・実施体制 「大学入試センター試験における受験特別措置」に準じる 

◎肢体障害

 ☆受験 可 ☆受験時の条件 あり ・内容 事前相談 
 ☆入学試験での配慮 あり ・実施体制 「大学入試センター試験における受験特別措置」に準じる 

 ◎内部障害

 ☆受験 可  ☆入学試験での配慮 あり ・実施体制 「大学入試センター試験における受験特別措置」に準じる 

 ◎知的障害 

 ☆受験 可 

 ◎学習障害 

 ☆受験 可 

◎その他の入試情報 

 ☆上記の入試配慮に付け加える事項 特になし 
 ☆入学試験時の補助者 あり [詳細] 未定 
 ☆外国籍学生受験 可 ・外国籍障害学生受験 可 

◎受験生へのアピール 

本学では、障害のある人から事前に相談があった時点で検討しています。配慮の範囲は数多くのケースが考えられますので一概には回答できませんが、重度の障害を持った人に対してどこまで対応できるかは、具体的な要望がないと回答しにくいところです。なお施設の設備については、状況によって必要とあらば検討します。

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----- Campus Guide キャンパスガイド -----

◎設備や補助機器の状況 

 ☆設備面での配慮
  ・スロープ  教室棟 研究棟 事務棟 体育館 図書館 講堂 学生会館 食堂(ホール) 構内(建物外)
  ・車いす対応のエレベーター  教室棟 研究棟 図書館 学生会館 
  ・階段昇降機  教室棟 
  ・手すり  研究棟 図書館 講堂 学生会館 
  ・車いす用トイレ  教室棟 研究棟 事務棟 図書館 講堂 学生会館 食堂(ホール) 
  ・車いす用座席  図書館 
  ・視覚障害者対応エレベーター  研究棟 
  ・点字ブロック  研究棟 図書館 構内(建物外)
  ・点字や拡大文字の表示を貼付  教室棟 研究棟 事務棟 図書館 
  ・点字や拡大文字の構内案内図  図書館 
  ・対面朗読室  研究棟 図書館
 ☆学内の車いす移動状況 ※車いすの人がいるところから整備する。(第一学群、第二学群、図書館情報専門学群については終了) ・全キャンパス ほとんどの建物を利用(移動)できる 
 ☆設備の改善計画 あり ※第三学群において ・進行状況 計画を作成中である ・完成時期 今年度中 ・計画詳細 今年は第三学群が重点課題。将来的には、キャンパスリニューアルの中で、抜本的改革をする。 
 ☆補助機器 あり 肢体不自由者用のパソコンやワープロ 点字ワープロや視覚障害者用のパソコン 点字プリンタ 点字器や点字タイプライター 立体コピー機 拡大コピー機 拡大読書器 文字読取装置 点字対応ATM(現金自動預払機) 聴覚障害者用ノートテイク用パソコン類多数、聴覚障害者用Fax 
 ☆補助機器の整備計画 あり ・進行状況 整備のための予算が下りている ・完成時期 随時 ・計画詳細 障害学生の状況に応じて、毎年予算内で具体的に計画を立て、優先順位をつけて執行している。現在在籍している学生については、ほぼ日々の学習には困らない状態になっている。

◎授業での配慮 

 ☆授業全体の配慮 あり ・方針 ガイドラインを作成し各教員に示す 障害学生への配慮内容を担当教員に依頼する 障害学生が履修していることを担当教員に伝える 
 ☆一般講義での配慮 あり ・内容 講義に補助者をつける 講義の準備に補助者をつける 録音機器の使用を認める 補助機器の使用を認める 補助機器や教科書の置き場所を確保する 座席位置を配慮する 
 ☆語学授業での配慮 あり ・内容 別の課題を与える 補助者をつける ※授業実施担当組織へ障害学生の名簿を送付し、適切な配慮を依頼している。別の課題は聴覚障害の場合。 
 ☆体育実技での配慮 あり ・内容 内容や種目を変更する 運動器具の工夫や使いやすいものを用意する 補助者をつける 特別クラスを編成する ※授業実施担当組織へ障害学生の名簿を送付し、適切な配慮を依頼している。どの配慮をするかは学生のニーズによる。 
 ☆実験での配慮 あり ・内容 別の課題を与える 使用する器具の工夫や使いやすいものを用意する 補助者をつける 
 ☆実習での配慮 あり ・内容 使用する器具の工夫や使いやすいものを用意する 補助者をつける 実習先をあっせんする 実習先に配慮を依頼する 
 ☆定期試験での配慮 あり ・決定方法 大学で一定の基準を設ける 履修科目の教員と本人が相談して個別に対応を決める ※全学一斉の英語検定は、外国語センターの方針により、その他は障害学生と担当教員が話し合って方針を決める。 ・内容 視覚障害学生に対する試験の点訳は、大学が責任をもって行う。 
 ☆視覚障害学生への支援 あり ・内容 辞書を用意する(点字や拡大文字など) 授業に補助者をつける 授業での板書内容などを教員が読み上げる 大学で音訳サービスを行う 掲示板の内容などを確実に伝達できる体制をとる 点字のできる教職員がいる 机に照明器具を設置する 教材については、教員が早目に本人に渡す。本人は学習補助者とともに支援室の機材を用いて、点訳、拡大を行う。 ※意訳は図書館対面朗読及び学習補助者による録音 
 ☆聴覚障害学生への支援 あり ・内容 授業に手話通訳者をつける 授業にノートテイカーをつける 授業にパソコン要約筆記者をつける ビデオに字幕をつける 学内行事に通訳者をつける 放送の内容などを確実に伝達できる体制を取る 手話のできる教職員がいる ※一部のビデオ等について字幕をつける。 
 ☆肢体障害学生への支援 あり ・内容 授業に補助者をつける 授業で上肢障害の学生にノートテイカーをつける 学内生活の介助者をつける 机やイスを配慮する アクセスしやすい教室に変更する 実験室や机の改造など。 
 ☆障害学生の支援にあたる人 ・点訳者 大学教職員 一般学生 外部団体(地域の点訳サークル、全国高等学校長協会入試点訳事業部) 障害学生本人が学習補助者(登録された一般学生)とともに、支援室の機器を用いて点訳する。 ・資料の拡大をする人 大学教職員 一般学生 障害学生本人が学習補助者(登録された一般学生)とともに、支援室の機器を用いて拡大する。 ・音訳者 大学教職員 一般学生 外部団体(図書館ボランティア) 障害学生本人が学習補助者(登録された一般学生)とともに、支援室の機器を用いて音訳する。 ・視覚障害学生の授業補助者 大学教職員 一般学生 ※一般学生は学習補助者。ただし、授業での支援はLL教室の使い方など特別なときのみ。 ・手話通訳者 学内サークル 一般学生 外部団体(茨城県立聴覚障害者福祉センター「やすらぎ」) ※学生の場合は学習補助者として。外部団体は公式行事の際に派遣依頼を行う。 ・パソコン要約筆記者 学内サークル 一般学生 外部団体(NPO法人PCY298) ※学習補助者として登録した人。 ・聴覚障害学生のノートテイカー 学内サークル 一般学生 ※学習補助者として登録した人。 ・肢体障害学生の授業補助者 学内サークル 一般学生 ※学習補助者として登録した人。 ・介助者 大学教職員 学内サークル 一般学生 
 ☆障害学生支援のコーディネーター ・点訳関連 大学 障害学生本人 ※試験に関しては大学が行い、それ以外については本人が学習補助者とともに行う。 ・資料拡大関連 大学 障害学生本人 ※試験に関しては大学が行い、それ以外については本人が学習補助者とともに行う。 ・音訳関連 障害学生本人 ・視覚障害学生の授業補助関連 大学 障害学生本人 ※本人と学習補助者が行う。 ・手話通訳関連 本人と学習補助者が支援室で、運営委員会の形式でコーディネイトをしている。 ・パソコン要約筆記関連 本人と学習補助者が支援室で、運営委員会の形式でコーディネイトをしている。 ・聴覚障害学生のノートテイク関連 本人と学習補助者が支援室で、運営委員会の形式でコーディネイトをしている。 ・肢体障害学生の授業補助関連 大学 障害学生本人 ※クラス担当教員と本人と学習補助者で行う。 ・介助関連 学内サークル 障害学生本人 
 ☆障害学生支援の講習会 あり ・種類 点訳 手話通訳 (聴覚障害学生の)ノートテイク パソコン要約筆記 ※点訳については授業で対応 

◎障害学生の支援体制 

 ☆相談窓口 あり ・詳細 障害学生専門の相談窓口(障害学生支援委員会) カウンセリングルームなど一般学生と同じ相談の専門機関 障害学生担当の教職員が配置された各部課(各学群・研究科の学務担当(入学時に紹介)) 保健管理センター ・相談にあたる人 大学職員 大学教員 障害学生当事者 ・対応できる相談内容 授業 学生生活 健康管理 心理面に関すること 就職や進路 建物や設備の利用   ☆障害学生支援を統括する組織 あり ・名称 障害学生支援委員会 ・統括する部課 教務関連 学生生活関連 厚生関連 ・統括する組織の役割 入学後の障害学生支援全般を行う 障害学生支援に関して、問題解決を図る委員会を組織する 各部課の障害学生支援を取りまとめる 障害学生支援に関して、大学としてのガイドラインを作成する 障害学生から意見を聞く機会を設ける   ☆障害学生支援にかかる費用負担 あり [詳細] ・点訳関連 人件費 全額 ※公的な試験に関する点訳は全額負担、授業の場合は人件費負担(学習補助者謝金として) ・資料拡大関連 人件費 ※学習補助者謝金として。 ・音訳関連 人件費 ※学習補助者謝金として。 ・視覚障害学生の授業補助関連 人件費 ※学習補助者謝金として。 ・手話通訳関連 交通費 人件費 ※公式行事の場合は外部団体に依頼し、交通費と人件費を負担する。授業の場合は学習補助者謝金として、人件費を負担する。 ・パソコン要約筆記関連 人件費 ※学習補助者謝金として。 ・聴覚障害学生のノートテイク関連 人件費 ※学習補助者謝金として。 ・肢体障害学生の授業補助関連 人件費 ※学習補助者謝金として。 ・介助関連 人件費   ☆障害学生への経済的支援 なし   ☆障害学生支援にかかる費用の予算化 あり ・内容 補助機器の購入費 設備改善費 人的サービス要員への費用 ・予算形態 一般会計の中で予算を組んでいる 

◎通学や下宿関連 

 ☆スクールバス あり ・運行場所 構内ループ道路 ・障害学生への配慮 あり ☆自動車通学 可 ・駐車場 学生用駐車場に優先スペースがある 車いす使用者が利用できる広さの駐車スペースを設ける 
 ☆学生寮 あり ・障害学生の利用 可 ・利用できる障害種別 全盲 弱視 全ろう 難聴 四肢障害(電動車いす使用) 下肢障害(手動車いす使用) 下肢障害(杖、クラッチなど) 上肢障害 内部障害 知的障害 学習障害 ・現在利用している学生の障害種別 全盲 難聴 四肢障害(電動車いす使用) 下肢障害(手動車いす使用) 下肢障害(杖、クラッチなど) 上肢障害 内部障害   ☆下宿紹介 ・一般学生への紹介 あり ・障害学生への紹介 あり ・紹介時の配慮 なし 
◎障害学生支援アピール 筑波大学の場合、全学的な方針は障害学生支援委員会、同専門委員会がリーダーシップをとります。しかし、個々の学生の支援は、全学方針に基づき、各教育組織が入学前から対応します。(教育組織に対して、障害学生支援専門委員会がサポートします。)また、学生の啓発の授業を行い、学生のボランティア活動、学習補助者としての活動を大学がサポートします。学習補助者とは、支援技術をもって支援する学生で、大学は学習補助者に謝金を支払います。学習補助者の時間数は、障害学生の障害の程度や、学習内容によって異なりますが、学群の重度の聴覚障害者や全盲の大学院生の場合、1年間約1000時間です。

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