今回は昨年実施した「大学における障害学生の受け入れ状況に関する調査2024」(以下本調査)の結果から、受験時の配慮の詳細について分析します。なお、本調査の大学種別や地方ごとの回答状況、障害別在籍状況、および受験可否と受験時条件、配慮有無については、127号(3月30日発行)をご覧ください。
2024調査の結果、調査対象数 821 校(大学 811 校・大学校 10 校)に対し、回答校数は 381 校で、回答率は46%でした。(なお、日本大学は学部ごとに調査し、2学部が回答しました)前回調査より5校減少しました。
本調査は大学の総意としての回答を求めていて、途中まで回答を入力していても大学の総意(決済)が取れず、最終的な回答に至らなかった大学もあります。このような大学や学生募集停止となった大学は、回答数には含まれていません。
- ※回答率とは、ある項目の回答数を回答数382(日本大学2学部を含む)で割った数(率・%)です。
- ※前回比とは、前回と今回の回答率の差(ポイント)です。