支援センターの動き~2025年度の事業報告~

1.「大学における障害学生の受け入れ状況に関する調査」等、調査関連事業

  • ・2025年7月から12月まで「大学における障害学生の受け入れ状況に関する調査2025」を実施し、354校から回答をいただきました。その結果を書籍『大学案内2027障害者版』としてまとめ、本年1月31日に発行しました。ご回答くださった大学の皆様にお礼申し上げます。
  • ・今回は受験の際に合理的配慮を申請する手続きについて、質問を追加しました。

2.障害学生支援に関する相談・情報提供事業

  • ・今年度は進学・学内サポートを中心に計187件の相談が寄せられました。
  • ・障害別では発達障害と重複障害の相談が多く、もうろうや視覚障害、精神障害の相談も寄せられています。
  • ・依頼者別では、障害者本人が最も多く、家族がこれに続いています。
  • ・内容では、大学入学後の通学や学内サポートに関することが多く、自立生活、受験・進学に関することがこれに続いています。
  • ・大学進学や入学後のサポートだけでなく、福祉サービスの利用などに関する相談が多かったことが特徴的です。
  • ・毎月第3土曜日に障害学生相談会を実施しました。相談会をきっかけに継続してサポートを望む方が増えています。
  • ・月に1度、相談にかかわるスタッフで、障害学生支援に関する取り組みや福祉サービスなどに関する学習会を実施しました。

3.『情報誌・障害をもつ人々の現在』等、機関誌発行事業

オンラインでどなたでも読んでいただける雑誌として新たにスタートし、3回発行しました。障害学生・卒業生の「先輩からのメッセージ」を掲載したほか、当センターの大学受け入れ調査分析、イベントの様子などを掲載しました。

  • ・これまで紙の雑誌に掲載した「先輩からのメッセージ」をWebに掲載しました。当事者だからこそ語れるリアルな体験を通して、進学・学生生活・将来へのヒントがいっぱい。読む人に具体的な道筋と前向きな一歩を示す、実践的で心強いコンテンツです。

4.「障害をもつ学生交流会」等、学生交流事業

  • ・Facebook障害学生ネットワークグループは、障害学生・当事者同士の情報交換の場として活用いただいています。
  • ・2020年8月より実施した「新型コロナウイルス感染症(COVID19)によって障害者が受ける影響に関するアンケート」の結果をSNSで公開しました。
  • ・昨年に引き続き「障害学生交流会」を9月14日、ハイブリッド形式で行いました。
  • ・毎月第1金曜日にミニ交流会を開きました。
  • ・月に1度 スタッフ同士、オンラインで懇親会を行い、絆を深めました。

2025年度交流会実施状況

2025年11月9日 「買い物について語ろう」 買い物で困ること・支援者との連携の工夫・おすすめの方法やアプリ・節約や楽しみ方

5.障害学生支援に関する啓発・広報事業

外務事業

  • ・障害学生関連の会議に出席したり、障害学生支援に関する講演を行いました。

広報事業

  • ・公式XとFacebookを毎日更新して、センターのイベント告知はもちろん、障害者福祉や教育に関連するニュースに関してスタッフのコメントを投稿しました。
  • ・公式YouTubeチャンネルで、大学受け入れ調査の分析、スタッフの事務所での日常や、イベントの様子をアップしました。
  • ・『大学案内2027障害者版』が好評発売しました。
  • ・『大学案内2027障害者版』とホームページに広告協賛いただきました。ご協力いただいた企業・団体の皆様、本当にありがとうございました。
  • ・活動継続のため寄付を募集し、賛助会員等多くの方にご支援いただきました。また「ヤフーネット募金」、「つながる募金」を通じてご寄付いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
  • ・相模原社会福祉協議会ボランティアセンター、ACTIVO(ボランティア募集サイト)、当センターホームページでボランティアを募集し、何名かの方がご参加くださりお手伝いいただいています。

6.助成金単年度事業など

<イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン>

イオン相模原ショッピングセンターのご協力により、毎月11日の「イオンデー」に来店されたお客様のレシートを当センターの募金ボックスに入れていただくと、その合計額の1%分がギフトカードとして寄付されます。今年度は洗剤・トイレットペーパーなどの消耗品、文房具などの事務用品を購入し、有効に使わせていただきました。

<受験時の合理的配慮申請時の負担軽減のための情報提供>

「2024年度NHK歳末たすけあい配分金(社会福祉法人 神奈川県共同募金会)」の助成により、以下の事業を実施しました。
事業実施の目的:2024年4月からの「障碍者差別解消法」改正施行により、私立大学を含めたすべての大学で、合理的配慮の提供が義務化されました。障害学生が受験の際に力を発揮するために、自分に合った合理的配慮を申請することが重要です。しかし申請には診断書など提出書類の準備が必要で、申請時期や手続きも大学によって異なるため、障害学生には負担となっているのが実情です。そこで、各大学の受験時の合理的配慮申請の手続きについて時期や方法などの詳細を調査し、障害学生に情報提供することで、申請時の負担の軽減を目指します。

1.「大学における障害学生の受け入れ状況に関する調査2025」(2025年7月~12月実施)では、受験時の合理的配慮を受けるために必要な手続きについて新しく調査項目を追加しました。その結果を『大学案内2027障害者版』(2026年1月31日発行)およびホームページ「大学案内ウェブ情報サービス」で公開しました。また上記調査の分析については『情報誌・障害をもつ人々の現在』(オンライン雑誌)に掲載継続中であり、ホームページで公開しています。

  • ① 様々な障害のある当事者の体験記を『情報誌・障害をもつ人々の現在』に掲載しました。
  • ② ①と、当センターに寄せられる相談事例に基づき、障害学生の大学での受験・学内支援における現状と課題について、学生の個別相談や「障害学生相談会」および「障害学生交流会」等で紹介しました。

7.事務局

通常の業務として以下のことを行いました。いつもお手伝いくださるボランティアの皆様、ありがとうございます。

  • ・会員登録・更新手続き
  • ・大学受け入れ調査データベースプログラミング作業
  • ・書籍発送
  • ・名簿入力
  • ・会計作業
  • ・ホームページ更新
  • ・サーバ管理(バックアップ等)
  • ・動画作成

8.その他

6月28日 14:00~15:30 2025年度第1回理事会

  • 主な議題
  • 1. 2024年度事業報告、及び収支計算書類の事前承認
  • 2. 2025年度補正予算承認の件
  • 3. 新社員承認の件(川尻・江連)及び新活動スタッフ承認の件(篠田)
  • 4.第2回理事会の日時決定(9月第2週または第3週末)引用: 2025年度第1回理事会招集通知

6月28日 15:40~16:00 第3回定時社員総会

  • 主な議題
  • 1. 法人第3期(通算26期)(自2024年4月1日至2025年3月31日)事業報告、及び決算承認(貸借対照表、損益計算書等の承認)の件
  • 2. 役員報酬の総額の件(2025年7月分~2026年6月分)引用: 2025年度社員総会招集通知書

9月21日 14:00~15:30 2025年度第2回理事会

  • 主な議題
  • 1. 役員報酬改定について
  • 2. 臨時社員総会開催について
  • 3. 2026年度事業計画骨子の承認
  • 4. 2026年度実施共同募金 受配申請の承認
  • 5. 第3回理事会の日時決定 2026年3月第1週または第2週まで 引用: 2025年度第2回理事会招集通知

9月21日 15:40~16:00 2025年度第1回臨時社員総会

  • 主な議題

12月16日 14:00~14:30 2025年度第3回理事会

  • 主な議題
  • 1. 長期借入および存続のための緊急資金集めに関する件

2026年3月24日 15:00~16:00 2025年度第4回理事会

  • 主な議題
  • 1. 2026年度事業計画(案)の承認
  • 2. 2026年度予算(案)の承認

2026年6月21日 14:00~15:30 2025年度第5回理事会

  • 主な議題
  • 1. 2025年度事業報告、及び収支計算書類 承認
  • 2. スタッフ退任とそれに伴う理事手当予算額変更の件
  • 3. 新活動スタッフ、運営スタッフ、および社員承認の件